米麹を使った生地を丁寧に焼き上げる「秩父ベーグル屋 マイルストーン」

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「秩父のベーグル屋 マイルストーン」は、料理人の経験を持つ茂木俊久さんと奥さまの二人で営むベーグル専門店です。俊久さんは料理人時代にフランスパンのおいしさにはまり、無類のパン好きに。

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そんなパン好きの俊久さんがベーグル専門店を開こうと決めたのは、今までにないベーグルを作ってみたいという好奇心からでした。
「うちのベーグルは生地に米麹を使っているので中はしっとり、もちもちとしています。フランスパンのような食感も表現したかったので、表面はカリカリに焼いています」と、俊久さん。

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「マイルストーン」のベーグルのもうひとつの魅力は、自宅に持ち帰っても焼きたての味わいを楽しめるところ。電子レンジで温めるとやわらく仕上がり、オーブントースターで焼くと外はかりっと、中はもちもちになります。

大正5年創業の老舗肉店「安田屋」の揚げ物は食べ歩きにぴったり

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「マイルストーン」の向かいにあるのが、国の登録有形文化財にも指定された歴史ある佇まいが印象的な精肉店「安田屋」です。「安田屋といえば豚の味噌漬け」といわれるほど、味噌漬けが人気のお店。秘伝の調合味噌と手間暇かけて煮込んだ風味豊かな味わいは、秩父土産として喜ばれています。

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3種類ある揚げ物は店の左側の窓口で買えます。コロッケとハムカツは50円、メンチカツは100円と手ごろなお値段。1枚から購入可能です。

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揚げたてのおいしい香りに誘われるかのように、次から次へとコロッケやハムカツ、メンチカツを買い求めるお客さまが後を絶ちません。「おいしいと言ってくださるのがうれしくて」と、お客さまの期待に応えるために丁寧に成型して、1枚ずつじっくりと揚げていきます。

ベーグル×揚げ物=オリジナルサンドができるまで

「マイルストーン」と「安田屋」の魅力を把握したところで、いよいよオリジナルサンド作りに挑戦です。

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まずは「マイルストーン」でベーグルを選びます。プレーンやチーズ、塩バター、くるみなどの種類から好みのものを選びますが、おすすめはベーグルと揚げ物の両方の味わいを楽しめるシンプルなプレーン(180円)。

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サンドするために半分にカットしてもらいます。温めてもらうこともできるので、注文の際にリクエストしてください。

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オリジナルサンドを作る旨を伝えると、専用のバーガー袋に入れてくれます(トレイはつきません)。

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バーガー袋に入ったベーグルを持って向かいの「安田屋」へ。今回はメンチカツとハムカツを注文しました。メンチカツは、お肉屋さんならではの挽肉たっぷりのジューシーな味わいです。ハムカツは塩気がほどよく、観光で疲れた体に染みわたるよう。

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揚げ物のコーナーに備え付けてあるソースをかけ、ベーグルに挟んだら完成です。

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ベーグルからはみ出すほどのメンチカツとハムカツのサンドができあがりました。がぶりと頬張ると、ベーグル表面のカリカリとカツの衣のサクサクの歯ごたえが一度に楽しむことができます。さらに噛んで味わうと肉の旨みが口の中に広がり、そこにベーグルのもちもちとした甘みが加わって満足感たっぷり。
「コロッケの場合は比較的小さめだから、2個挟むとおいしいよ」と、オリジナルサンドの虜になった地元の常連客の方が教えてくださいました。お手頃な価格で小腹が満たせるので、町歩きのお供にぴったりです。秩父の新しいB級グルメをぜひご賞味ください!

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