武甲山を一望する古民家風の趣あるそば屋

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瓦屋根の純和風の造りが印象的な「山寿」は、西武秩父駅から徒歩圏内にありながら、晴れた日には武甲山の雄大な眺めも楽しむことのできる絶好のロケーション。地元客はもちろん登山目的の観光客も多く、山歩きの活力をつけるために、また疲れを癒しに訪れています。

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太い梁や高い天井、畳の座敷席......。秩父の木材をふんだんに使った古民家を改装して202111月にオープンした店内は、時代をタイムスリップしたような、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。

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店内中央には囲炉裏席もあります。静かに流れるジャズ音楽が心地良く、ゆったりと流れる時間を感じながら楽しむ食事は格別です。

「秩父の食文化を知ってほしい」という想いを形にしたメニューがずらり

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店主の杉原章浩さんは、和食店など食の世界で30年以上活躍する料理人。会席料理の店に従事していた頃は手打ち蕎麦を提供していたこともあり、その経験が現在に生かされています。

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「四方を山々に囲まれ、澄んだ気候と水に恵まれた秩父のそばは、コシが強くて風味が豊かです。また、古くより保存食として重宝されてきた豚肉もまた秩父の特産品です。秩父はおいしい食材の宝庫。その魅力を知ってもらえる機会になればうれしいですよね」と杉原さん。豚肉をベースにしたそばつゆと秩父そばの組み合わせは、杉原さんのそうした想いから誕生しました。

そばの食べ比べができる"あい盛り"が人気!

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秩父の食文化を知ってほしいという想いが詰まった「肉汁そば」(1,210円)は、「山寿」の看板メニューです。

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そばは、殻をむいた実をそのまま石臼で挽きこんだ自家製麺。細い麺と太い麺の2種類から選ぶことができ、両方を食べ比べできるあい盛りにすることもできます。香りも歯ごたえもよく、秩父そば独特の甘みが感じられます。

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秩父の豚肉をどうしたらおいしく味わってもらえるか、試行錯誤の末に完成した肉汁そば。豚肉と秘伝のかえしの旨みが合わさって、ジューシーなのに甘みも感じられます。そばをつけて味わうことで、お互いの良さが引き立ちます。

豚肉とニラの名コンビ!ピリ辛感にハマる「旨辛ニラそば」

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「肉汁そば以外にも豚肉と秩父そばのおいしさを楽しめるメニューを作りたい」と、さまざまな野菜を合わせ、自信作として仕上がったのが「旨辛ニラそば」(1,078円)です。特製ダレで仕上げたニラのピリ辛感と、かえしの旨みを吸収した豚肉の味わいが極太そばに絡みあい、あとを引くおいしさ。シャキシャキとしたニラと厚みのあるそばの食感のハーモニーも楽しめます。

豚肉を満喫。甘辛ソースが決め手の「わらじかつ丼」

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飯物では、なんといっても秩父を代表するソウルフードの「わらじかつ丼」(1,320)が人気。その名の通り、わらじのように大きいとんかつのことで、甘辛いソースも特徴的です。

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わらじかつは一般的にロース肉を使用することが多いのですが、「山寿」のわらじかつは丁寧に薄くたたいたひれ肉を使用しています。ジューシーでありながらさっぱりとしているので食が進みます。

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「山寿」の店名には、「山の恵みをたくさん食べて長寿になろう」という想いが込められています。毎日食べても飽きない味わいに、そして健康的に。自然に恵まれた秩父産の食材を満喫できる注目の一店にぜひ訪れてみてください。

※価格はすべて税込
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