番場通りで食べ歩き。さつまいもの専門店
大正後期から昭和初期に建てられた建造物が多く並ぶ番場通りは、秩父らしいレトロな雰囲気が楽しめるスポットです。そんな番場通りにお店を構える「芋うらら」は、2022年7月にグランドオープンしたばかり。秩父地域産の太白芋(たいはくいも)などを使った、さつまいものお菓子の専門店です。
「お店にいらっしゃる方は周囲を散策される方が多いので、 "食べ歩きできるお店"をコンセプトにしています。店名の『芋うらら』にも、『お芋のスイーツを食べて、うららかに番場通りを散策していただきたい』という思いを込めました」と教えてくれたのは、スタッフの町田さん。店内には焼き芋や大学芋、「蜜いもソフト」など、食べ歩きにぴったりのスイーツが並びます。
できたてを味わえる贅沢なお芋スイーツ
店内の商品のほとんどは工房で手作り。なかでも「芋うらら」の一番の人気商品「いもんぶらん」(800円)は、注文すると店員さんが目の前で作ってくれます!
まずはカップの中に焼き芋とスポンジケーキ、バニラのジェラートとクッキーを盛り付け。このクッキーはグループ会社の「秩父菓子処 栗助」で作られている定番人気商品「すのうぼうる」です。甘さ控えめなジェラートの爽やかな味わいと、さくさく歯ごたえのあるクッキーは、さつまいもペーストの素材の甘さとねっとりとした食感を引き立てます。
レバーを引くとさつまいものペーストが細く絞り出されていきます。使われているさつまいもは「紅はるか」。たっぷり乗せたあと、仕上げに黒ゴマと大学芋の蜜、そしてさつまいもチップスを飾って完成です。さつまいもをずっしりと味わえる、大満足の一品です。
芋けんぴのフレーバーは変わり種も!
「芋うらら」には手土産にぴったりの商品も揃います。
「生スイートポテト」(1個300円、3種セット箱入り1,000円)は、さつまいもの本来の甘さを活かした、しっとりなめらかな舌触りのスイーツ。写真左から時計回りに、プレーン、紫芋、太白芋の3種類があります。太白芋は蒸すと真っ白になるのが特徴で、しっかりとした甘みが感じられます。それぞれ色鮮やかですが、着色料などは使用せず、さつまいもの素材で仕上げているというから驚きです。
「うららのけんぴ」(各420円)は、細めにカットされたカリカリの食感が特徴。シンプルな「プレーン」や「蜜がけ」のほかに、「ハニーバター」「ブラックペッパー」「コンソメ」など変わり種のフレーバーもあります。
町田さんによると、「『ハニーバター』はバターの香りが強く洋風な甘さ、『コンソメ』はスナック菓子的な、やみつきになるおいしさがあります。スタッフからの人気が高いのは『ブラックペッパー』。『コンソメ』と『ブラックペッパー』はおつまみとしてもおすすめです」とのこと。新フレーバーも開発中だそうです。
さまざまな形でお芋の魅力を余すところなく楽しめる「芋うらら」。番場通りを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
※価格はすべて税込
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