飯能で愛されるピッツェリアは黄色の丸い塔が目印

「ピッツェリア ジェコ」は、羽ばたく風見鶏と黄色の丸い塔が印象的な建物。閑静な住宅街の中で一際目を引く存在です。店名の「ジェコ」とは、イタリア語で「ヤモリ」のこと。よく見ると塔の壁にも可愛らしいヤモリが描かれていました。

211220-8.jpg211220-7.jpg
オーナーである建設会社社長がピザの美味しさに目覚め、飯能にピッツェリアのオープンを決意。レンガや床など建物の資材や入り口の扉、ピザ窯もイタリアから取り寄せて作られたこだわりの店舗なのだそう。2014年に開業し、今では近隣の方のみならず遠方からも多くのお客さまが訪れています。店内は木製の椅子やテーブルが20席ほどある落ち着いた雰囲気。明るく開放的なテラス席も人気です。

211220-13.jpg211220-15.jpg211220-59.jpgピッツァに魅せられたオーナーからの声掛けで立ち上げに携わったのは、生まれも育ちも飯能の若きシェフ・栗原開さん。東京都内のイタリアンレストランや茨城県つくば市の「ピッツェリア アミーチ」でピッツァ作りの修行を積み、地元・飯能で新店オープンに参加。オープン後には3年ほど本場イタリアでも修行を重ね、2020年に再び「ピッツェリア ジェコ」に戻ってきました。料理やドルチェは全て栗原さんのお手製。ソムリエの資格も持ち、お店の味を支えています。

211220-81.jpg

薪窯で焼き上げる本格ナポリピッツァ&南イタリア料理を堪能

「ピッツェリア ジェコ」はイタリア政府公認の「真のナポリピッツァ協会」認定店。幹部による厳しい審査を経て世界で530番目に認定され、入り口にもその証明となる看板が掲げられています。

211220-5.jpgそんな「ピッツェリア ジェコ」の人気ナンバーワンメニューは「ピッツァマルゲリータ」(1,430円)。トマトソース、バジリコ、モッツァレラチーズのみで構成されたナポリピッツァの代表格です。

211220-51.jpg480度の薪窯に入れて、1〜2分ほどであっという間に焼き上がります。イタリア産の小麦粉4種をブレンドしたという自家製の生地はもっちりとしていて食べごたえ抜群。テイクアウトでの注文も可能です。

211220-28.jpg211220-40.jpgディナータイムはアラカルトメニューも豊富。この日の「GECO風 前菜の盛り合わせ」(1人前1,650円・2人前から注文可能)は、イタリアのハムとサラミ、ブラータチーズ、生しらすとレモンやストラッチャテッラチーズを乗せたクロスティーニ、カツオとサワラのカルパッチョ、大麦とタコのサラダと、ボリュームたっぷりです。日によってメニューが異なり、その時々の旬の味わいを感じられる一皿です。

211220-65.jpg「マスカルポーネクリームと苺」(660円)は、マスカルポーネチーズを使ったクリームとカカオクランブルに苺を合わせた、見た目も華やかなドルチェ。ピッツァからデザートまで、全てのメニューがたっぷりサイズなところからもイタリアの風を感じられます。

211220-76.jpgこの日は平日ながらディナーの予約もいっぱい。お客さま層を尋ねると「逆に、お見かけしない年代がないくらいかもしれませんね。お一人の方、お子さま連れのご家族、若いカップルの方もいらっしゃいますし、近くの学校の先生たちの集まりなどにも使っていただけているので、本当に幅広い世代の方にお越しいただいています」と栗原さん。老若男女に愛される名店は、本場イタリア仕込みのシェフの腕で飯能の街をこれからも盛り上げ続けます。

※価格はすべて税込
※営業時間、販売商品、価格等が変更になる場合がございます。
※店内飲食とテイクアウトでは料金が異なります。