目の前に広がる宮沢湖。自然の温もりを存分に感じられるカフェ
バスを降りて徒歩数分、並木道を抜けて、湖畔を歩いていると現れる水色の建物が「nordics(ノルディックス)」です。店内に足を踏み入れると飛び込んでくるのは、温かみあるデザインの食器の数々。ここはテーブルウェアブランド「ARABIA」の食器で提供される料理を楽しめるカフェなのです。
「ARABIAのプレートやグラスで、すべてのフードやドリンクを提供しています。『この食器で料理を食べたいから来ました』というお客さまもいらっしゃいます」と教えてくれたのは、店員の小林奈津美さん。
取材に訪れた日は8月中旬ということで、夏休みを楽しむ家族連れが訪れていました。「夏の時期はメッツァビレッジで夕方から夜にかけたイベントを行っているので、その前にのんびりとした時間を過ごしたいと来てくださる方も多いですね」とのこと。
店内には木のぬくもりを感じられるテーブルや椅子が並んでおり、まったりと時間を過ごすにはぴったり。店内の窓からは緑の樹木に囲まれた宮沢湖の眺めを一望できます。
ARABIAの食器でいただくフォトジェニックなフードメニュー
フードメニューは味に対するこだわりはもちろん、ARABIAの食器に合うように盛り付けがされており、見るだけでも気分が高まります。
オーソドックスなARABIAのプレートに盛り付けられた「nordicsスパイスカレー」(1,430円)は、ソテーしたオニオンの甘みとトマトの酸味を生かしたビーフカレー。付け合わせにはフライドオニオン、ザワークラフト、ビーツの酢漬け、ミントが添えられており、黄色いターメリックライスも合わさりとっても色鮮やか。
カレーには隠し味にマンゴーが使われているそうで、辛さを抑えたマイルドな仕上がりになっています。「仕上げにスパイスと唐辛子を振りかけるので、これによって辛さが変わります。辛さが苦手なお子さまにも食べやすく調節できますので、ぜひおっしゃってください」とのことです。
こちらはちょっとめずらしい花柄プレートに乗って出てくる、インパクト大な「ダブルチーズブラックドック」(1,265円)。真っ黒なパンには竹炭が練られており、オーブントースターで焼き上げられると外はカリっと、中はもちふわ食感。2種類のチーズとソテーしたパプリカはうま味たっぷりで、パリッとしたソーセージを引き立てる、大満足の一品です。
テイクアウトも可能なので、店内やテラス席はもちろん、外の芝生で自然を感じながらピクニック気分でいただくのもありです。
デザートにはぜひ「チョコレートクレープアイス」(660円)を。こちらもテイクアウト可能なお手軽デザートで、他にもストロベリー、チョコバナナ味が用意されています。食べ終わるとお皿に描かれたムーミンが現れるのもうれしいポイント。
こだわりのドリンクも。お散歩にぴったり
「nordics」ではフードはもちろん、こだわりのドリンクメニューも豊富に揃えています。野菜や果物のスムージーに加え、ざくろ酢のソーダ、生絞り生姜エール、マンゴー酢のソーダ(各660円)なども販売。この夏は「メッツァビレッジ」内のイベントと連動してスイカのスムージーも期間限定で発売するなど、季節ごとのメニューにもぜひ注目してみてください。
さらに、「お客さまからは、『これ、自由に飲んでいいんですか?』とよく聞かれます(笑)」というセルフサービスのお水として、3種類のデトックスウォーターも用意。カラフルでフォトジェニックなサーバーは「nordics」の名物の一つでもあります。
「テラス席はペット可なので、ペットを連れていらっしゃるお客さまも多いですね。厳選した国産原材料を使用したワンちゃん用のフードも販売しています。『大切な家族においしさと安全を』というのをモットーにしていますので、この雄大な景色を見ながら気持ちよく過ごしていただければと思います」
メッツァビレッジ自体は入場料がかからないため、徐々に涼しくなっていくこれからの季節は、お散歩として足を運びやすくなるでしょう。北欧情緒あふれる「nordics」で、素敵なひとときを過ごしてみてください。
※価格はすべて税込
※営業時間、販売商品、価格等が変更になる場合がございます。