店主とシェフで工夫を重ね、ほっと落ち着く空間に
2022年12月にオープンした「701 DININGCAFE」は、白い外壁とのぼりが目印。店内も白で統一されており、木調の椅子やテーブルが並ぶ落ち着いた雰囲気です。
店主の島田さんによると、もともとこの場所はスナックで、床も壁も真っ赤だったそう。「建物の古い感じがかわいくて、ここで一からお店をつくっていこうと決めました。壁はシェフが漆喰調のペンキを塗ったんですよ」
店内にはワインボトルや花瓶、店名「701」のオブジェやドライフラワーなど、かわいらしい装飾がちりばめられています。「飯能におしゃれでかわいいお店がもっと増えたらいいなと思っているので、この店もそうなれるよう、できる限り工夫しています」と謙遜しながら話す島田さん。店主によって丁寧につくられた空間は、洗練されつつも居心地のいい雰囲気を醸し出しています。
ボリューム満点の食事とおいしいおつまみで大満足!
「701 DININGCAFE」ではランチメニューとディナーメニューがあり、一部はテイクアウトも可能です。今回はランチメニューの中からおすすめをいただきました。
ランチメニューで一番人気の「煮込みハンバーグ ライス付き」(1,200円)は、ハンバーグとライス、サラダがセットになった食べごたえのあるセット。とろける濃厚なチーズとジューシーで肉厚なハンバーグ、デミグラスソースの相性は抜群です。
「オープン当初はメニューにハンバーグはなかったのですが、あるときシェフが外でメニューを眺めている男性の方を見て『肉が食べたそうな顔をしている』と(笑)。それを機にハンバーグが仲間入りしました」というユニークなエピソードも。
リピーターが多いという「ベーコンときのこの和風クリームパスタ ガーリックトースト付」(1,200円)もサラダ付き。一口食べると、濃厚なクリームとベーコンの旨味、きのこの豊かな香りが口いっぱいに広がる贅沢な一品です。焼きたてのガーリックトーストはじゅわっと染み込んだ食感が絶品。
「味変にどうぞ」と島田さんが持ってきてくださったのは柚子胡椒! クリーミーな味の中にぴりっとした辛みと爽やかな柚子の香りが追加され、意外な相性の良さを発揮します。
昼飲みができる「701 DININGCAFE」ならではのおすすめは、「おつまみプレート1人前」(1,400円)。ヤンニョムチキンと生ハムクリームチーズバケット、ポテトフライ、チーズ2種、ドライフルーツが揃った、ワインにもぴったりのプレートです。
「私は外食のときにお酒を飲むことが多いのですが、そのときに『一人でもいろいろな種類が食べられるおつまみのメニューがあったらいいな』と考えたんです」と島田さん。
ワインは飯能市のワインショップ「WINE SHOP FUKASHIN」から仕入れており、お店のメニューに合うワインをソムリエの方に選んでいただいているのだそう。
カフェタイムにいただきたいソフトドリンクも多数。「コーヒーは飯能市にある上田珈琲豆焙煎堂さんの豆を使っています。とてもおいしくて以前から通っていたので、このお店を開くときに『ぜひ豆を使わせてください』とお願いしました」と島田さん。今回いただいたホットコーヒーは、少し酸味のある、すっきりとした飲み心地のコーヒーでした。
もうひとつの注目のドリンクは、かわいらしいくまのボトルに入った「イチゴミルク」(500円)! いちごの果肉感を残しながらもごくごく飲める、甘ずっぱいドリンクです。店内でいただく場合はカップでの注文も可能とのこと。つい写真を撮りたくなりますね。
ちなみに、店名の「701」はシェフの誕生日からとったのだそう。島田さんとシェフの二人三脚で切り盛りする「701 DININGCAFE」。東飯能駅に降り立った際は、おいしい食事やスイーツ、そしてワインなどをゆっくり味わいに、ぜひ訪れてみてください。
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