2013年に地元でパティスリーを開業
住宅街にある2階建てのカフェ「PATISSERIE CAFE MITSUKI」。1階がショップ、2階と屋上がカフェスペースになっていて、オープン以来地元の方々に愛されています。店内に入るとまず目に入るのは、ショーケースの中に並ぶ美しい生ケーキの数々。作っているのは、店長でありパティシエールの澤村久美子さんです。
「幅広い年齢層のお客さまが多いので、お子さんからご年配の方まで食べやすい食感や甘さのケーキを作っています。パッと見て幸せな気分になるような、おしゃれな見た目にもこだわっています」と店長の澤村さん。
狭山ヶ丘で育った澤村さんは、調理師の専門学校を卒業した後、7年間保育園の調理師として給食を作ってきました。その後、お菓子作りを本格的にスタートし、2013年に「PATISSERIE CAFE MITSUKI」をオープン。「お菓子作りは難しいし、体力勝負。でも、ケーキや焼き菓子はお誕生日やクリスマスなど特別な日に食べるものだから、喜んでいただけるのがすごく嬉しいです。その分、気持ちを込めて作っています」と澤村さんは語ります。
ご褒美にいただきたい宝石のような美しいケーキ
1階の店頭に並ぶ生ケーキは、15種ほど。中でも目を引くのは、キラキラと輝きを放つ真っ赤なケーキ「プランセス」(テイクアウト540円、イートイン550円)です。サクサクとしたビスキュイショコラとミルクチョコレートの土台の上に、なめらかなフランボワーズのムースを重ねたひと品。酸味と甘さのバランスが絶妙で、ひと口ごとに食感の違いも楽しめます。
モンブランは和栗と西洋の栗を使った2種類があり、写真は、「和栗のモンブラン」(テイクアウト670円、イートイン683円)。特徴の愛媛県中山栗のマロンペーストの上品な甘さが特徴的です。中には丹波栗の渋皮栗を入れ、贅沢な味わい。
いちばん人気は「フルーツロールケーキ(カット)」(テイクアウト450円、イートイン458円)。ふわふわとした軽やかな生地の中には、イチゴ、バナナ、キウイなどのフルーツと甘さ控えめの生クリームが入っています。
1階のショップにはクッキー、パイ、フィナンシェなどの焼き菓子もたくさん揃っています。プチギフトに使えるものから贈り物用まで、個数や種類を変えたいろいろな詰め合わせがあるので、大切な人への贈り物に利用してみてはいかがでしょうか。
ゆとりある店内には、キッズスペースやテラス席も
2階の店内は白と黒を基調としたシックな雰囲気。約25席あり、テーブル席の他、ソファ席もあります。
このカフェスペースは、ワークショップの利用もできるそう。終わった後にケーキとお茶を提供するスタイルです。趣味に没頭した後に、おいしいスイーツをいただけば、ハッピーな1日になりそうですね。
階段の途中の中2階には、天井が低く、秘密基地のようなキッズスペースが。小さいお子さまがいるママたちも、ここで遊ばせている間に落ち着いてケーキをいただけそうです。
さらに、お天気の良い日に利用したいのが屋上のテラス席。ウッドデッキが敷かれたスペースにテーブル席やブランコがあり、ファミリーにも人気です。
「お客さまは常連の方が多いのですが、みなさん本当に良い人ばかりで、地域に支えられてきました。お客さまと店頭で話すだけで楽しいですし、美味しいよと言ってくれると、ますます頑張ろうと思えますね」と澤村さん。
今は2階でアフタヌーンティーを行うことも構想中だとか。贅沢なケーキを少しずつ、いろいろな種類をいただきながら、美味しい紅茶やコーヒーをいただけば夢のような時間を過ごせそうです。さまざまなシーンで利用でき、これからの展開も楽しみな「PATISSERIE CAFE MITSUKI」。まずは一度、心地よい空間で魅力的なスイーツをいただきに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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