やってきたのは、新宿線「本川越駅」直結の駅ビル、本川越ペペ3Fにある鉄道模型店「ポポンデッタwith西武トレインミュージアム」。ここには、鉄道模型(Nゲージ)を走らせるレールを敷いた大型ジオラマがあり、鉄道模型を自分で運転走行することができるのです。
今回走行を体験するのは、前澤さん親子。息子さんのゆうきくんは電車大好きな4歳です。
ナビゲートしてくれるのは、お店スタッフの丸山さんです。「鉄道模型の運転走行と聞くと難しそうですが、小さいお子さんもたくさん遊んでいるので、安心してくださいね」と丸山さん。
まずは、車両を選びます。「車両は店頭でレンタルできるので、手ぶらでいらしても大丈夫です。もちろん、持ち込みもOKですよ」(丸山さん)
ゆうきくんは、スマイルトレインの愛称で親しまれている「西武30000系」をレンタルすることに。
車両を選んだら、ジオラマへ移動します。ジオラマは、ポポンデッタ内にあるジオラマ専門チームによる手作りなんだそう。
川越の街並みやスカイツリーなど実際の風景も一部再現されていて、ママも思わず「わあ、きれい!」と笑顔に。ゆうきくんは「トラック、バス、くるま...」と、ジオラマの乗り物に興味津々です。
ジオラマには路線が1番線から14番線まであり、1~8番線が1階席、9~14番線が2階席になっています。
「小さいお子さんには、地上の手前にある路線がおすすめです。電車を置きやすいし、走る様子も見やすいですよ」と丸山さん。ゆうきくんは2番線を選びました。
続いて、車両を線路にのせます。模型はとても繊細なので、取り扱いは丁寧に。手で直接、線路に置くと壊れやすいため、専用のスライダーを使って1車両ずつ線路にのせていきます。
電車を線路に設置し終えたところで、丸山さんが操作方法を教えてくれました。コントローラーには、電源スイッチ、進行方向を決めるスイッチ、スピード調整をするダイヤルがあります。
「操作はとても簡単。電源を入れて、進行方向を決めたら、あとはダイヤルでスピード調整するだけです。スピードを出し過ぎると、電車が脱線することもありますが、レールに戻せば大丈夫」と丸山さん。
ゆうきくんはさっそく、ダイヤルを回して「しゅっぱーつ、しんこう!」
元気なかけ声とともに、電車が走り始めました!
電車はホームを出て、街を抜けていきます。やがて、山の中のトンネルへ。
電車がカーブを立ち上がってくるところは、模型好きのお客様にとくに人気のポイントだそう。
電車がホームに近づくと、ゆうきくんは「まもなくとまりまーす」と合図。ちゃんと、ホームの位置で停めることができました。
大好きな電車を自分で走らせたり停めたりできて、嬉しそうなゆうきくん。すっかり運転士さん気分です。
慣れてきたところで、今度は高架を走らせてみることに。車両も「西武鉄道5000系」に変えます。西武秩父線開業の際にデビューした、初代特急車両です。
高架線では、陸橋を渡ったり、スカイツリーの袂を走ったりと、地上路線とはまた違う風景を楽しむことができます。
鉄道模型の運転走行を満喫した後、丸山さんが店内にあるギャラリーを案内してくれました。店名に「ミュージアム」とある通り、店内には歴代西武鉄道の模型や写真、西武鉄道の歴史がわかる資料などが展示されています。ギャラリーの横には、プラレールの遊び場も!ゆうきくんは、ここでも夢中になって遊んでいました。
お店では鉄道模型やプラレール、鉄道グッズも販売していて、お買い物も楽しそうです。
「全国各地にあるポポンデッタの中でも、西武鉄道グッズが揃っているのは当店だけ。子ども用のお弁当箱や、トレーニング用のおはしといったキッズアイテムも充実しているので、親子でお気に入りを見つけてみてださいね」と丸山さん。
「初めて本格的な鉄道模型を走らせることができて、ゆうきはとても楽しかったみたい。ジオラマもきれいで、私も一緒に楽しめました。駅ビル内にあるからお天気を気にしないで遊べるし、お買い物ついでに立ち寄れるのも、ママには嬉しいですね!」と前澤さん。
駅直結で、アクセスも便利なポポンデッタwith西武トレインミュージアム。鉄道ファンはもちろん、ファミリーにも人気で、平日はママと子ども、週末は家族連れで訪れるケースが多いそうです。電車と風景の写真を撮ったり、他のお客さまが持ち込む様々な鉄道模型が走る姿を見たりと、楽しみ方もいろいろ。お買い物がてら、親子でぜひ、遊びに行ってみてくださいね。
※体験の内容は変更になる場合がございます。
気分は電車運転士!川越「ポポンデッタwith西武トレインミュージアム」で運転走行を体験
「家には電車のおもちゃがいっぱい!」「親子で電車を見によく出かける」というママ・パパは多いのではないでしょうか。そんな親子におすすめしたいのが、本物の電車が走るような風景の中、鉄道模型を走らせて遊べる「ポポンデッタwith西武トレインミュージアム」です。
取材日:2018年9月21日 最終更新日:2021年6月9日