LINEで送る誰でも簡単に本格シルバーアクセサリーが作れる
「シルバーとガラス ivy」では、アートクレイシルバーと呼ばれる銀粘土を使ったシルバーアクセサリー作り体験ができます。焼く前の銀粘土は普通の粘土のように柔らかいのですが、高温で焼き上げることで固化し、99.9％の純銀へと変わる素材です。リサイクル銀からできているため環境に優しく、初心者でも扱いやすいため、簡単に本格的なアクセサリー作りを楽しめます。
教えてくれるのは、川越・久喜・羽生で銀粘土教室を開いている川野辺育代さん。講師として活動しながら、ハンドメイド系のイベントで作品を販売しています。
教室名の「ivy」は、ご自身の名前のイニシャルである「I」と、観葉植物の「アイビー」に由来します。「アイビーは周囲のものを引き立たせてくれる植物だと思っています。アイビーのように、ワンポイントとして取り入れることでその人を引き立てるようなアクセサリー作りを心がけています」と川野辺さんは話します。
この日、川野辺さんが着けていたピアスも銀粘土で作ったもの。ハロウィン前ということで、おばけとカボチャをモチーフに作ったのだそう。繊細でかわいらしいデザインです！
ワンデーレッスンを体験！
「ivy」では、約２時間半でひとつのアクセサリーをつくる「ワンデーレッスン」と、資格取得をめざした「スクール」の２種類のコースがあります。今回はワンデーレッスンでネックレスづくりを体験しました。
①デザイン決め
作るものによって使用する銀粘土の量が変わるため、最初にデザインを決めます。教室内には作品サンプルがたくさん。今回は銀粘土５グラムを使った「羽のネックレス」を作ることにしました。
ネックレス以外にも、ペアリングやブローチなど、作れるアクセサリーはさまざまです。「作りたいイメージが決まっている場合は予約の際に伝えていただければ、材料費や所要時間のお見積もりも可能です」と川野辺さん。
②作り方の説明
まずは先生のデモンストレーションから。銀粘土に見立てたねりけしを使って、道具の使い方と手順を教えてもらいます。銀粘土は空気に触れた瞬間から乾いて固まっていくため、手早く作業するのがポイントです。
③造形
説明を受けたら、さっそく制作スタート！ まずは銀粘土を袋から出し、空気を抜くために軽くこねます。その後、銀粘土を土台用と輪っか用の２つに分けます。
土台用の銀粘土を棒状に細く伸ばし、ローラーを使って平らにします。輪っか用の銀粘土も細く伸ばしたら、２つのパーツを接着します。
次に、水をつけたつまようじを使って模様を描いていきます。中央は浅く、端に向かって深くなるよう力加減を調節することで自然な模様に。
最後にワンポイントとなる石を埋め込みます。この作業は先生に手伝っていただきました。
④乾燥・修正
成型が終わったら、ドライヤーを当てて5分間乾燥させ、棒状のやすりを使って形を整えていきます。
乾燥させて固まったからといって油断は禁物！ 力を入れすぎると折れてしまうので、優しく削っていきます。
⑤焼成
やすりがけが終わったら、いよいよ焼成です。この作業は先生にお任せ。熱した電気炉の中に銀粘土を入れ、800度で５分間焼きます。
焼き上がると、銀粘土は99.9％の純銀に！ この段階ではまだ表面が白っぽく、光沢はありません。
⑥仕上げ
焼き上がった銀をステンレスブラシとめのうベラで磨いていきます。「銀肌を出す」とも言われる作業で、磨いていくと徐々に銀色へと変化します。ステンレスブラシで磨くと表面が少しざらついた「梨地（なしじ）仕上げ」に、めのうベラで磨くとつややかな光沢のある「鏡面仕上げ」になるので、お好みで調整しながら磨き上げていきます。
今回は土台の部分を梨地仕上げに、紐を通す部分は鏡面仕上げにしました。最後に紐を通してネックレスにしてもらい、記念撮影をして完成です！
銀は空気に触れることで黒く変色しますが、お手入れをすればもとの輝きを保ちながら長く使い続けられるのだそう。できあがった作品と一緒に、お手入れ用のクロスもいただきました。
「ivy」では今回体験したアートクレイシルバーのレッスン以外にも、ベネチアンガラスを使ったワンデーレッスンも行っています。
手づくりアクセサリーは、世界にひとつだけ。愛着が生まれ、経年による風合いの変化も楽しむことができます。ぜひ「ivy」で自分だけのオリジナルアクセサリーをつくってみてください。
※価格はすべて税込
※営業時間、販売商品、価格などが変更になる場合がございます。
※新型コロナウイルス感染防止対策により、営業時間が変更になる場合があります。