築130年の時を重ねた木造2階建ての古民家

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観光客で賑わう菓子屋横丁から徒歩2分。桜の名所として知られる新河岸川を渡ったその先に、洋食店「コエドボナペティ」はあります。瓦屋根と木造2階建ての佇まいが印象的な古民家は、小江戸川越の風情に加えて、どこか懐かしく温かい雰囲気が漂っています。

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店内に一歩足を踏み入れるとレトロモダンな雰囲気に心が和みます。この建物は築130年もの歴史があり、建築当初は民家として利用されていたそう。

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どっしりとした柱や松の木が彫刻された欄干など、店内は当時の雰囲気をなるべく生かした造り。新河岸川の対岸には有名な神社や寺院が点在しており、その建物を護るようにして生い茂る緑を借景に、食事を楽しむことができます。

メニューのコンセプトは「食べていこう、川越」

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窓際に飾られている黒板には「食べていこう、川越」と記されています。これは「コエドボナペティ」が掲げるコンセプトのひとつで、川越、そして埼玉の食材を地元の人に楽しんでほしいという想いが込められています。

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「川越市に本社を置く大野農場が40年もの時間をかけて生み出した『小江戸黒豚』は、とてもやわらかくて加熱しても肉本来のジューシーさが残る、川越を代表する食材です。川越市寺山にある井上養鶏場の『スーパーエッグ』は、黄身も白身もぷりぷりで栄養豊富。川越には、自慢できる食材がたくさんあるんですよ」と、厨房を担うスタッフさんたちはそう笑顔で語ります。

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一番人気を誇る「特選小江戸ハンバーグ」(1,400円)は、川越発の小江戸黒豚を心ゆくまで味わえるメニュー。厚みを持たせたハンバーグを開いてみると、中からジューシーな脂があふれ出し、ソースの海へと溶け出るようです。ソースは店長おすすめのシャリアピンのほか、デミグラス、日替わりソース、井上養鶏所のスーパーエッグを温玉にしてハンバーグにのせた和風おろし月見から選べます。
付け合わせには埼玉名産のさつまいもも。絶妙な火加減で、しっとり感とほくほく感の両方が楽しめます。

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女性のお客さまから高い支持を得ているというパスタは、日替わりメニューになっています。取材に訪れた日のパスタは「生ハムとバジルクリームパスタ」(1,400円)。パスタはソースが絡みやすい平打ちのフェットチーネで、もちもちとした食感が特徴です。バジルの爽やかな香りが口に広がり、たっぷりと乗った生ハムの塩気がアクセントになって食が進みます。

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食後のデザートメニューも種類豊富。中でも人気の高いクレープは、写真の「ミックスベリー」のほか、モンブランクリームが絶品の「さつまいも」、キャラメルソースがアクセントになった「バナナブリュレ」、マスカルポーネの濃厚な味わいに柚子ムースや柚子ジャムが合う「柚子づくし」の4種類から選べます。生地は舌触りがなめらかでもちもちの食感。軽いホイップクリームの味わいが引き立っています。

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蔵造りの街並みで人気の繁華街からちょっと足を延ばすと、そこには豊かな時間が流れる洋食店があります。川沿いならではの景色も楽しみながら、ゆっくりとランチタイムをお楽しみください。

※価格はすべて税込。
※営業時間、販売商品、価格などが変更になる場合がございます。