「川越においしいお店を作りたい」という熱い思い

のれんをくぐって中に入ると、古民家風の店内は落ち着いた雰囲気。取材に応じてくれたのは広報担当の小田原さんです。
「『うちを目当てにわざわざ川越へ足を運んでもらえるような、本当においしいお店を作りたい』という社長の思いからスタートしました。社長が割烹料理店で働いていた経験を生かし、2005年にオープンしたのがこのお店です」
今ではすっかり人気店へと成長し、川越に3店舗を構えています。店名の「オハナ」はハワイ語で「家族」という意味。いつでもお客さまの「おいしい」の声がある、アットホームなお店にしたいという思いから名付けられました。

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卵・鶏肉・だしにとことんこだわった究極の親子丼

「小江戸オハナ」の看板商品のひとつが、こだわりの詰め込まれた「極上親子丼」(普通盛り1,250円)です。最大の特徴であるとろとろの卵は、社長と小田原さんが契約養鶏所に直接足を運んで相談し、特別にブレンドしたえさを使用。親子丼に使っている「赤卵」は濃厚で角がなく、ご飯によく合います。
鶏肉は岩手県産の地養鶏を使用。にわとりにハーブを与え、さらに平飼いにすることで、ぷりぷりとした食感になるそうです。7種類の魚介類をブレンドした和風だしの深い味わいもポイントです。

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「最初はご飯の層と卵の層が分かれているのですが、時間が経つにつれてたれがご飯にしみてくるので、食べ始めと食べ終わりでは味が全然違うんです。そうした変化も楽しんでほしいので、ご飯やたまごの量にはかなりこだわっています」と小田原さん。隅々まで計算され尽くした、芸術的ともいえる親子丼です。

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前菜としても人気!くせになる味わいのふわふわ卵サンド

もうひとつの看板商品は、ふわふわの卵焼きをパンで挟んだ「貴婦人の卵サンド」(870円)。からし入りソースの風味が卵のまろやかさを上品に引き立ててくれます。からしはほんのり香る程度なので、お子さまにもお召し上がりいただけます。卵焼きには白卵を使用。親子丼に使われている赤卵とは対照的にさっぱりとした味わいで、焼いたときにコクが出るそうです。小田原さんが言うには、「親子丼の前に食べる前菜としても人気です。お客さまにはよく『食べ始めたら止まらない、くせになる味』と言われますね」とのこと。
なんとこの卵サンド、イートイン用とテイクアウト用で調理方法が違うのだとか。イートインではできたてのとろとろ食感が楽しめる一方で、テイクアウト用は時間が経ってもおいしくいただけるよう、卵焼きの甘さを強調した味わいに。「両方楽しみたい」という理由から、お店で卵サンドを食べたあとでお土産用にも卵サンドを買っていく、というお客さまもいらっしゃるようです。

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もうひとつ、オープン当初からの人気メニューが「そぼろ親子丼」(1,400円)。こちらもだしや鶏肉にこだわっており、噛めば噛むほどジューシーな味わいが広がります。そぼろの食感の楽しさも人気のポイント。

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テイクアウトの需要が増していることもあり、時間が経ってもおいしくいただける商品の開発に力を入れているそう。本店以外の丸広百貨店川越店、U_PLACE内のMoi Saitama Plus店は、イートインスペースを併設したテイクアウト専用の店舗になっています。川越にお越しの際は、こだわりの味をお店で、そしてご自宅でも楽しんでみてはいかがでしょうか。

※価格はすべて税込
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