まずは、マカロン作りから始めましょう。本物のマカロンを使うものもありますが、今回は、いつまでも飾れるように、粘土で本物そっくりなマカロンを作ります。
「作り方は、粘土をこねて、型で抜くだけ。りんかちゃんも、あっという間にできちゃいますよ。ママと一緒に、まずはマカロンを20個作りましょう」と先生。
さっそく、ママが粘土をちぎって、りんかちゃんがこねていきます。「よーく伸ばして、しっかりこねてね!」先生に言われて粘土を伸ばしてみると、まるでガムみたいに伸びました!
マカロン作りは、色遊びも楽しみのひとつ。赤、青、黄色の3色の色粘土を組み合わせて、作りたい色を自由に作っていきます。
赤と青の粘土を混ぜると、むらさきに。青と黄色で、緑色に――。原色だけでは色が濃いので、白い粘土を混ぜて、優しいパステルカラーにします。さらに、ピンクや黄色に青をほんの少し混ぜると、深みのある綺麗な色になるそうです。
「ママ、ブルーベリーの色になった!」(りんかちゃん)
「3つの色で、いろんな色ができるね」(ママ)
2人とも、色のマジックに夢中です。
粘土がちょうどいい柔らかさになり、色も均等に混ざったら、マカロン生地のできあがり。次はいよいよ、型抜きです。
シリコン型に、すき間ができないよいうに、粘土をぎゅっぎゅっとつめます。りんかちゃんは真剣そのもの。
縁の余計な粘土を取り除いて、そうっと取り出したら、きれいなマカロンのできあがり!マカロンのピエ(ひだ)も本物さながら、思わず食べたくなるほどです。
Aterier hana-yaのマカロン型は、本物のマカロンから型をとったオーダーメイドなんだそう。ジェルのように柔らかいので型から取り出しやすく、プクッとかわいく仕上がります。「型抜きって気持ちいい(笑)」と、ママも楽しそう。
2人はせっせと、色とりどりのマカロンを作っていきます。
マカロンが20個できたら、円錐の発砲スチロールに貼っていきます。マカロンにボンドを塗るのはママ、貼るのは、りんかちゃん。
タワーのてっぺんまでマカロンで埋まって、「かわいいー!」と声をあげる2人に、「これからもっと、かわいくなるのよ」と先生はニコニコ。
次は、マカロンタワーの土台部分をデコレーションします。お花やちょうちょ、ハートなど、好きな型で抜いて、土台に貼っていきます。
続いて、タワーのてっぺんにリボンをかけます。
先生が「好きなリボンを選んでね!」と、色も柄もさまざまなリボンが、たくさん入った箱を出してくれました。「わあ!」りんかちゃんは顔を輝かせてのぞきこみます。
「2本使ってもかわいいのよ」と先生。そこで、りんかちゃんが選んだピンクのリボンと、ママが選んだブルーのリボン、2種類を使うことに。
2本を合わせて、ママがリボン結びにすると、マカロンタワーはいっきに華やかになりました。
最後に、トップの飾りつけです。りんかちゃんは、水色とむらさき、2つのお花を作り、中に白い粘土のクリームをはさんで、貼り合わせます。こうすれば、どこから見てもきれいです。
りんかちゃんはマカロンタワーのてっぺんに、お花をさしこみます。他のマカロンを壊さないように、そうっと。「がんばって!」ママと先生が見守ってくれます。
「できたー!」ほっとした顔のりんかちゃん。
バランスを見ながらリボンをカットして、マカロンタワーの完成!まるでクリスマスツリーのようなかわいらしさですね。
「娘が工作好きなので、家でも一緒にしてあげたいけれど、私は不器用で...。今日は先生に教わりながら、親子で楽しく作ることができました。マカロンタワーは、下の子にいたずらされないよう、家の高いところに大切に飾ります(笑)」とママ。
「マカロンって、そこにポンと置くだけでかわいくて、心が癒されるんです。生徒さんの中には、家中をマカロンで埋め尽くしたいと言う人もいるくらい(笑)。3歳になれば作れるので、親子でぜひ、体験してみてくださいね」と先生。
Aterier hana-yaには、西武沿線や都内はもちろん、茨城や千葉、神奈川から通う生徒さんもいるそうです。自宅のインテリアや、出産や結婚のお祝いにする方、自分たちのウェディング用にカップルで作りに来られる方も。
みなさんも楽しいイベントや大切なお祝い事を、手作りのマカロンタワーでハッピーに彩ってみませんか?
※体験の内容は変更になる場合がございます。