駅近のスケートリンクでフィギュアスケート体験
「ダイドードリンコアイスアリーナ」は、1984年にオープン。都心からのアクセスがよく、東伏見駅の南口を出るとすぐ目の前に見えるので、道に迷う心配もありません。
施設内には約1,800㎡の広々としたアイスリンクと観客席があり、最大3,500人が収容できます。スケートだけでなく、アイスホッケーの練習場や大会、アイスショー会場としても使用されているのだそう。平日でもたくさんのスケート客で賑わっています。
こどもを対象としたフィギュアスケート教室は、4歳〜小学1年生までの「幼児コース」、小学2年生〜中学生までの「ジュニアコース」の2種類。月曜日、水曜日、金曜日の夕方に月4回、50分のクラスが開催されています。定員は各コース30名、月会費は8,400円です(※月4回開催されない場合は月会費が変更となります)。
また、日曜日には定例スケート教室を体験受講できます(2,620円、貸靴付き)。
今回は16:00〜16:50に行われている「幼児コース」の様子をお届けします。
まずは安全のため、広いリンクの一部をコーンとバーで区切って教室用のスペースを作ります。準備と片付けには生徒たちも参加します。
スペースが確保できたら、先生たちと一緒に準備運動。全身をストレッチでほぐします。手首を回すのも忘れずに。
準備運動を終えたら、早速リンクの上へ!靴紐が解けないように先生たちのチェックも万全。慣れないうちはヘルメットや手袋をつけ、安全にリンクの上に行けるよう準備します。
音楽を流しながら、最初は全員で軽くスケーティング。この日参加してくれたお子さんたちは全員スケートを体験済みだったので、氷の上でも臆せず滑っていました。
「しゃがみましょう」と先生の掛け声で、しゃがみながら滑る練習をスタート。転びそうになった時は先生がサポートしてくれるので安心です。最初はリンクを大きく右回り、続いて左回りの練習も行います。
習熟度に合わせてみんなで楽しくレッスン
練習を重ねるごとにぐんぐん上達するのがこどもたちのすごいところ。この日は習熟度別に3つのグループに分かれて練習することになりました。習い始めてから1〜2カ月の初心者が2名、3〜4カ月の中級者が2名、個人レッスンも受けている上級者4名に分かれます。
初心者のグループは真っ直ぐ前に進んだり、後ろ向きに滑ったり、少しずつ氷の上で動くことに慣れていきます。
小さいコーンを使って、コーンを避けるように足を開いたり閉じたりを繰り返す「ひょうたん」という動きに挑戦します。二人ともとっても楽しそうに、難しい動きもこなしていきます。
コーンとボールを使った玉入れでバランス感覚を鍛えたり、「だるまさんが転んだ」で遊びながらぴたっと止まったりする練習も行います。
スケートに慣れているグループは、手を伸ばしたり片足を上げてみたりと、少しずつ動きをつけていきます。手の動きが入ると、ぐっとフィギュアスケートらしくなりますね。
さらに上級者のグループは、バーの下をくぐる大技にも挑戦。先生にならって滑る姿はとっても軽やかです。
最後はみんな集まってご挨拶。50分間たっぷり楽しみました。
今回が4回目だという男の子は、羽生結弦選手に憧れて自らスクールに通うことを希望したのだそう。「すごく楽しい! また続けて来たいです」と話してくれました。
インストラクターの先生方は、スケートの基本から上級テクニックまで幅広く教えてくれます。
岸田先生(写真中央)にお話を伺うと「スケートが初めての人ももちろん大歓迎です。陸上で転ぶ練習をするところから教えていくので、安心して参加してください。一つのクラス内でもレベルを細かく分けるので、どなたでも楽しくスケートを体験してもらえると思います」と答えてくれました。
実はこどもだけでなく、大人も参加できる「一般コース」も開催されています。憧れのフィギュアスケート、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
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